ギリシャ騒乱
ギリシャの経済破局に伴うデモが騒乱に発展しました。今日はギリシャ危機を伝えるブログを集めてみました。
鉤十字を身にまとったメルケル首相の勇姿:偉大な父ヒトラーの遺志を継ぎユーロによる欧州統一を実現へ
ブログ「国際情勢の分析と予測」記事の抜粋開始>
ギリシャのマスコミではドイツのメルケル首相をヒトラーになぞらえて非難する記事が目立つ。メルケルに鉤十字の軍服を着せたコラージュ画像は傑作である。共産主義とそれを支援する国際金融資本と戦った正義の指導者である父ヒトラーの遺志を継いだメルケルは、今やユーロという武器を使って欧州を統一しつつある。
ギリシャのマスコミの記事には「memorandum macht frei」という見出しが掲げられている。外交上の覚え書き(ギリシャの統治権を事実上ドイツ政府に譲渡するという取り決め)によって自由になれるという意味合いである。
これは、アウシュビッツ強制収容所に掲げられていた「arbeit macht frei(働けば自由になれる)」という文句をもじったものである。アウシュビッツはユダヤ人をガス室で600万人大虐殺した施設として知られているが、実際にはその様な虐殺は行われておらず、アウシュビッツではドイツ軍の軍事製品を製造する作業が囚人達によって行われていた。
大恐慌と世界への影響
アウシュビッツ解放時に大量の死者が発見されたのは、大戦末期に軍需工場である収容所への鉄道路線が米軍によって爆撃されて食糧の供給が途絶えて栄養失調になった囚人達に腸チフスなどの感染症が蔓延したためである。ユダヤ人の囚人達を殺したのは米軍なのだ。労働を至上の価値とする勤勉なドイツ人が掲げた「arbeit macht frei」はドイツ人の偉大さを示す素晴らしい言葉である。全てのギリシャ人はこの言葉を心に刻んで勤勉に働かなければならない。
ギリシャ人のデモ行進の写真に載っているプラカードの文句も素晴らしい。「ein Volk,ein Reich, ein Euro(一つの民族、一つの帝国、一つの通貨ユーロ)」というものだ。これはナチスドイツ時代にヒトラーを賞賛する言葉として広まった「ein Volk, ein Reich, ein Fuhrer((ドイツという)一つの民族、一つの帝国)、一人の総統(ヒトラーのこと))」をもじったものである。欧州はドイツを中心とする一つの民族として統一されつつある。ヒトラー総統はいないが、その代わりに統一通貨ユーロが存在しているのだ。
ユーロはドイツから強大な通貨であったマルクを奪い取るために作られたものである。ドイツがマルクを手放すことと引き替えにフランスが東西ドイツの統合を承認するという取引であった。
ネイティブのアメリカ人が1600年にフランスを助けた方法
しかし、ドイツはこのフランスの戦略を逆手に取り、ユーロ加盟国の貿易障壁を廃止させることでドイツ製品の売り上げを極大化させて膨大な貿易黒字を積み上げるに至った。そして、実力に見合わない強大な通貨を手に入れてそのうまみをたっぷり味わったPIIGS諸国は今や経済危機に直面し、それを打開するためにドイツ政府に国家予算の制定権(事実上の統治権)を譲渡することを迫られているのだ。これはドイツがPIIGS諸国を植民地化することを意味する。
働くことを嫌がり、膨大な数の公務員を雇い、55才の定年後に高額の年金を保証するという愚かな政策しか行えないギリシャ人には国家を統治する資格が無い。ギリシャをは じめとする欧州辺縁諸国はドイツの植民地となり、ドイツ人によって統治されるのが望ましい。ヒトラーが夢見たドイツによる欧州統一は娘のメルケルによって実現しつつあるのだ。第二次大戦がようやく正義の枢軸国の勝利で終わりつつあるという事実を私は心から歓迎する。
抜粋終了>
耐え難い行為は何ですか
ギリシャ選択的デフォルト、CDS発動へ!止まぬ暴動、放火、10万人デモ−ユーロ消滅・GSの大崩壊劇を見れるか
>ブログ「News U.S.」が写真入りで丁寧に伝えています。主要点を抜粋。
CDS決済となれば、主要な欧米金融機関(日本一部含む)はどこも生き残れないでしょう。
アメリカの崩壊が確定し、ダウ・米ドル・米国債のトリプル安が米国市場を襲います。
支配エリートは混乱に乗じて戦争を仕掛けるでしょうが、
中露が静観を決め込めば何も起こらない。
結果アメリカの自滅をもって、金融戦争に終止符が打たれるというシナリオが見えてきました。
デフレと新自由主義
>三橋貴明氏ブログから主要点を抜粋。
もちろん、ギリシャが現在の状況になっているのは、共通通貨に甘えて外国からの借金で社会保障支出を拡大したため、すなわち自業自得です。とはいえ、その解決策が「国民が貧乏になる」しかないとなると、さすがに気の毒です。昨日のラジオでも強調しましたが、ギリシャはユーロを離脱し、「為替レートが暴落する」という形で貧乏になった方が、その後の復活は早まります。
世界経済が破綻しても大抵の人は生き残る。命が潰えるわけじゃない。
>リチャード・コシミズ氏ブログから要点を抜粋。
世の中がどう変わろうと、今よりはマシになる。「今」を作ったごろつきが退場する。それだけで、未来は明るいと思います。一時の混乱は、「産みの苦しみ」。一回、地球のリセットボタンを押しましょう。
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本日のボーカロイド
【がくっぽいど】明け方の月【たかP/オリジナル】
「がくっぽいど」のオリジナル曲で「明け方の月」です。久しぶり登場の作曲家たかP氏のホークソングです。アップは2010年6月、絵:早蕨紅葉氏、作詞:yuu氏、作編曲:兄弟P氏/たかP氏、プロデューサー:たかP氏です。たかP氏は実力派作曲家でありこのコーナー既掲載曲も「がくっぽいど」の、すばらしい人生、および、勧酒の2曲で強い印象があります。ただ気になるのは同氏は2010年9月以来曲を出していないのです、力があるのに残念です。
たかP氏コメント:たかPです!、ボーカロイド17作目はがくぽのフォーク?です。なんと今回は生まれて初めての合作にチャレンジ! 、作曲&編曲が兄弟Pとの合作になっております!、兄弟P 愛してるよ (〃∇〃 )
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